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	<title>2chの怖い話 &#187; 精神病院</title>
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	<description>主に2chなどで拾った怖い話をまとめています</description>
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		<title>完全な隔離</title>
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		<pubDate>Thu, 14 Jul 2011 16:22:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>怖いななしさん</dc:creator>
				<category><![CDATA[２ｃｈの怖い話]]></category>
		<category><![CDATA[精神病院]]></category>

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		<description><![CDATA[今から６０年前のことである。ある地方都市に、不幸な女がいた。彼女の名をＡ子としよう。 彼女は動物園の飼育係である。その頃、動物たちは食料や薬の不足で次々に死んでいた。動物達 の最後を看取るのは、Ａ子にとってとても辛く悲しいことだった。Ａ子の夫は出征中であり、姑 との二人暮しだった。姑は、結婚してからも仕事を辞めようとしないＡ子のことを、余り良く思 ってはいなかった。 　その頃、戦局は日々悪化の一途を辿っていた。大都市は連日のように空襲に見舞われ、Ａ子の 住む地方都市にも、空襲があるかもしれないと言われ始めていた。そのような中で、動物園には 軍からの過酷な命令が届いた。空襲時に逃亡の危険があるため、猛獣たちを抹殺せよ、と言うの だった。小さな動物達は死に絶え、残っていたのは猛獣や大きな動物達だけだった。軍の命令に 逆らうことは出来ない。動物達の抹殺は、餌に毒を混入するという形で行われた。毒の入った餌 を持っていくのは、Ａ子の役目だった。毒の入った餌を食べても、動物達はすぐに死ぬことは無 かった。暫くの間悶絶し、やがてぐったりと息絶えるのだった。残っていた動物達は全ていなく なり、園は閉鎖された。Ａ子は、動物達の悲惨な最期を写した悪夢に、苦しめられるようになっ た。 　園が閉鎖されてから、Ａ子の気分が晴れることは無かった。そんな彼女に、更に追い討ちをか けることが起きた。彼女の夫が、戦死したと言う知らせが届いたのだった。彼女の元に、骨壷と は名ばかりの粗末な箱が送られてきた。中に入っている骨の欠片が、果たして夫のものかどうか も分からなかった。その頃から、Ａ子の精神は変調を来たし始めた。 Ａ子の奇行が目立ち始めたのは、夫の葬式が終わった頃からだった。何もいない空間に向かって 動物がいると言い、餌をやろうとする。帰ってくるはずの無い夫が帰ってくると言い張り、食事や<a href="http://matome2ch.com/blog/?p=718" class="searchmore">Read the Rest...</a><div class="clr"></div>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>今から６０年前のことである。ある地方都市に、不幸な女がいた。彼女の名をＡ子としよう。<br />
彼女は動物園の飼育係である。その頃、動物たちは食料や薬の不足で次々に死んでいた。動物達<br />
の最後を看取るのは、Ａ子にとってとても辛く悲しいことだった。Ａ子の夫は出征中であり、姑<br />
との二人暮しだった。姑は、結婚してからも仕事を辞めようとしないＡ子のことを、余り良く思<br />
ってはいなかった。<br />
　その頃、戦局は日々悪化の一途を辿っていた。大都市は連日のように空襲に見舞われ、Ａ子の<br />
住む地方都市にも、空襲があるかもしれないと言われ始めていた。そのような中で、動物園には<br />
軍からの過酷な命令が届いた。空襲時に逃亡の危険があるため、猛獣たちを抹殺せよ、と言うの<br />
だった。小さな動物達は死に絶え、残っていたのは猛獣や大きな動物達だけだった。軍の命令に<br />
逆らうことは出来ない。動物達の抹殺は、餌に毒を混入するという形で行われた。毒の入った餌<br />
を持っていくのは、Ａ子の役目だった。毒の入った餌を食べても、動物達はすぐに死ぬことは無<br />
かった。暫くの間悶絶し、やがてぐったりと息絶えるのだった。残っていた動物達は全ていなく<br />
なり、園は閉鎖された。Ａ子は、動物達の悲惨な最期を写した悪夢に、苦しめられるようになっ<br />
た。<br />
　園が閉鎖されてから、Ａ子の気分が晴れることは無かった。そんな彼女に、更に追い討ちをか<br />
けることが起きた。彼女の夫が、戦死したと言う知らせが届いたのだった。彼女の元に、骨壷と<br />
は名ばかりの粗末な箱が送られてきた。中に入っている骨の欠片が、果たして夫のものかどうか<br />
も分からなかった。その頃から、Ａ子の精神は変調を来たし始めた。</p>
<p>Ａ子の奇行が目立ち始めたのは、夫の葬式が終わった頃からだった。何もいない空間に向かって<br />
動物がいると言い、餌をやろうとする。帰ってくるはずの無い夫が帰ってくると言い張り、食事や<br />
服の準備をする。しかし、これらはまだましな方であった。同居している姑を最も悩ませたのは、<br />
Ａ子が時として、動物達を殺害する指示を出した軍への悪罵を、怒鳴り散らすことであった。姑は<br />
このことにおののいた。もし、軍への罵声を警察や憲兵に聞かれたら・・・。姑は近所の人たちの<br />
手を借りて、Ａ子を病院へ連れて行った。医者はすぐにＡ子を精神異常と認め、市内にある大きな<br />
精神病院へ入院させた。<br />
　入院してからも、Ａ子の病状は良くならなかった。この頃の病院は、人手と物資の不足から、満<br />
足な治療が出来る状態ではなかった。薄暗い病棟の中で、Ａ子は相変わらず、いもしない動物がい<br />
ると言ったり、餌をやろうとしたりしていた。ある日、憲兵が院長との面会のためにやってきた。<br />
憲兵が院長室に向かって廊下を進んでいると、その姿を見たＡ子は突然騒ぎ出した。「こいつらだ、<br />
こいつらが皆を殺したんだ」そう叫ぶと、Ａ子は憲兵に飛び掛ろうとした。Ａ子はすぐに、近くに<br />
いた医師たちに取り押さえられた。側にいた院長は、青ざめた表情でＡ子の独房入りを命じた。Ａ<br />
子は医師たちに引き立てられていった。院長は恐る恐る憲兵の顔色を伺った。だが、意外にも憲兵<br />
は気分を害した様子も無く、涼しい顔をしていた。院長はほっと胸を撫で下ろした。Ａ子はしばら<br />
くの間、独房へ閉じ込められた。</p>
<p>憲兵が来た日から、病院の様子が変わり始めた。患者が増え始めたのである。その多くは、県内や近県の小さな病院からの<br />
転院者だった。症状の軽い患者の一人は、医師に何故最近患者が増え始めたのか質問した。医師は、空襲に備えて、各地の小<br />
さな精神病院が、普通病院に改修され始めたためだと応えた。この頃、空襲は一段と激しさを増していた。家々には灯火管制<br />
が敷かれ、夜の街は真っ暗だった。街のあちこちに、防空壕が掘られていた。病院の変化はそれだけではなかった。患者が増<br />
える度に、医師たちは治療をする気を喪失していくようだった。<br />
　少し経つと、病院は患者で満杯になった。ある夜、Ａ子は空襲警報のけたたましいサイレンの音で目を覚ました。Ａ子は、<br />
ぼんやりとした表情で天井を眺めた。異常をきたしているＡ子にも、病室の中が妙に明るいことが分かった。灯火管制のため<br />
の黒い布が、取り払われていた。Ａ子は、鉄格子のはまった窓から外を眺めた。小高い丘に立っている病院の窓からは、街の<br />
多くを眺めることが出来た。外は闇だった。灯火管制が行われていないのは、この病院だけだった。Ａ子はふらりと廊下へ出<br />
た。病院の中は異様な静けさだった。患者たちは皆、鎮静剤で眠らされていたのである。医師や看護婦たちは、誰一人として<br />
残っていなかった。医師の部屋に放置されたラジオは、敵機の編隊がこの街に迫っていることを伝えていた。<br />
　なぜ、この病院の患者が急に増えたのか。なぜ、医師たちは最早患者を治療する気をなくしてしまったのか。<br />
そして、なぜ今この病院だけ灯火管制が行われていないのか。錯乱状態のＡ子に、そのようなことが分かるはず<br />
は無かった。敵機の爆音は、もうすぐそこまで迫っていた。</p>
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