お世話になった寿司屋さん
919:名無しの心子知らず :2010/06/09(水) 09:00:45 ID:9vIYNNay [sage]
破水しちゃってすごくすごく慌ててたんだよね。「まだまだ生まれない」って医師から言われてて安心しきって散歩してる途中だった。
携帯忘れてしまって、母子手帳見ながら公衆電話で病院に電話した。
そしたら番号ひとつ間違ってたらしくてね。通じたのは街の中の老舗寿司屋。
店の名前聞き取れないくらいパニックで、「38週の妊婦で」とまくし立ててしまったら、
「母さん落ち着いてくれ。うちはな、よくその病院と間違って電話くるがただの寿司屋なんだ。今どこにいる?破水したんなら動かないほうがいいだろう。救急車か?」
いい人すぎた。でも私はろくにお礼も言わず謝りまくって自分でタクシー呼ぶと切ってしまった。
病院に到着寸前くらいから陣痛がついてきて、夫も到着し安心したら寿司屋が気になって気になって。
私「寿司屋さんに電話して」
夫「うん。生まれたらお祝いしようね」
私「違う。お礼したいから」
夫「そっかー赤ちゃんへのお礼かあ」
私「違う。お世話になったから」
夫「自分へのご褒美?」
私「違う。今日電話したの」
夫「家に届くんだ」
私「違う!(陣痛MAX)スシーーーーーー!!!!」オンギャー
翌日超笑顔でコンビニのパック寿司買ってきた夫を殴り飛ばして自分で電話してお礼とお詫びしといた。
その寿司屋さんから「あの時の赤ちゃんが一歳になる頃だからお祝いさせてほしい」と電話があって感動カキコ。
5月 25, 2011
· 悲しい名無しさん
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Tags: 寿司 · Posted in: いい話
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