中学2年の頃から学年全体にイジメられていた。

最初はクラスの少数だったけど「アイツと一緒にいると自分まで・・・」ってことで学年全体に広まっていった。

そんな中、鎌倉に遠足に行くことになった。
ひと班男子3人女子3人でそれぞれコースを選んで行動して最後に先生のいる場所に集合して解散というものだった。

まさか親に「イジメられてて」なんて格好悪くて恥ずかしくて言えなかったから
ずっと言わないでいたんだけど遠足当日、母が「お友達の分もお弁当と一緒にお手拭き入れておいたよ」なんて言うもんだからトイレでひたすら泣いた。

地元の駅で先生の点呼受けて鎌倉へ。

でも班でもリーダー格の女の子が男子3人とモメだして、もう1人の子も一緒になってモメて「じゃあ別々に行動しよう!あとで何か言われても男子のせいだからね!」と別行動に。

するとコース途中の寺で男子3人と遭遇。
1人がどうも石段で転んでケガしたけどバンソウコウとか持ってなくて3人でオロオロしてた。

そこで私が「これ・・・私ので嫌かも知れないけど」ってバンソウコウと小さいキズ薬渡したら男子が「おっ!サンキュー」って受け取ってくれて
「○○って優しいのになんでみんなにイジメられてんの?」
「俺も疑問に思ってた、別に○○は汚くないよな!」
「今度誰かに何か言われたら俺たちに言えよ?△△(女子メンバー)も
なんで○○シカトしてんの?遠足なのにかわいそうじゃん?」
って言ってくれた。

お昼は指定された場所でみんなでお弁当食べたんだけど、母が渡してくれたお手拭き出したら男子が「お?俺にちょーだい!」「待て!俺ももらうw」って争奪戦になった。

女の子も「私ももらっていい?」「○○さんって優しいよね!さっきまでシカトしちゃっててごめんね」って・・・母の顔も浮かんできて泣いてしまった。

イジメは辛かったけどこの思い出だけは強く残ってる。

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5月 23, 2010 · 悲しい名無しさん · No Comments
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大学が決まり一人暮らしの前日の日

大学が決まり一人暮らしの前日の日親父が時計をくれた。

金ピカの趣味の悪そうな時計だった。
「金に困ったら質に入れろ、多少金にはなるだろうから」そういってた。

二年生のある日、ギャンブルにハマリ家賃が払えなくなった。途方にくれていた時。
ハッと気がつき、親父の時計を質にもって行った。
紛れもない偽者であることが判明した。
すぐに親父電話した。

俺「おい!偽者子供につかませんなよ!」
親父「なっあてになんねーだろ人のゆうことなんざ。困った時にこそ裏切られるんだよ。最後の頼みの綱になー。がはははは!これが俺の教育だよ。」
親父「でいくら必要なんだ?金に困ったんだろ?」
俺「・・・・あきれるわ。十二万貸してください・・・」
親父「明日振り込むから、何があったかは聞かない。金がない理由は親にいえない事が多いわな!」
親父「がはははは!女にでもはまったか?このバカ息子が!!ははは!!」

正直心底むかついたが、親父の声は俺を安心させてくれた。
今思うと、小さい会社だが経営者らしい教育だったのかなと思う。

そんな親父も去年の夏、ガンで死んだ。往年の面影も消え、ガリガリになった親父が
また時計をくれた。まだ箱に入った買ったばかりの時計だった。必死で笑顔を作りながらいった。

親父「金に・・困ったら質にでも・・・入れろや・・!」
オメガのシーマスターだった。くしくもその日は俺の誕生日だった。

俺「親父の時計はあてになんねーから質には入れないよ。」
二人で笑った三日後、親父は死んだ・・・・

親父が死んだ今も、金ピカの時計はメッキもはげたがまだ時を刻んでいる。

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5月 23, 2010 · 悲しい名無しさん · No Comments
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後悔

4歳になる娘が、字を教えてほしいといってきたので、どうせすぐ飽きるだろうと思いつつも、毎 晩教えていた。

ある日、娘の通っている保育園の先生から電話があった。

「○○ちゃんから、神様に手紙を届けてほしいって言われたんです」 こっそりと中を読んでみたら、
「いいこにするので、ぱぱをかえしてください。おねがいします」
と書いてあったそうだ。

旦那は去年、交通事故で他界した。
字を覚えたかったのは、神様に手紙を書くためだったんだ・・・
受話器を持ったまま、私も先生も泣いてしまった。

「もう少ししたら、パパ戻って来るんだよ~」
最近、娘が明るい声を出す意味がこれでやっとつながった。

娘の心と、写真にしか残っていない旦那を思って涙が止まらない。

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5月 22, 2010 · 悲しい名無しさん · No Comments
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「あれ?おじちゃん、髪の毛あるよ?どうしたの?」

職場の同僚(♂)の結婚式で。

音楽が鳴り、新郎新婦が入場してきた途端親族席にいた子供(多分姪っ子)が
「あれ?おじちゃん、髪の毛あるよ?どうしたの?」
実はこの新郎、26歳にして若ハゲでア○ランスのお世話になっていて、去年からこのヅラをつけている。
(それまでは若ハゲだった)
姪っ子は遠方に住んでいたのか久々に顔をみたようで、ハゲていたころの顔しか知らないらしい。
この無邪気な一言が新郎新婦が入ってきた瞬間起こったせいで、同僚たちは肩を震わせ笑いを堪え、新郎の親族席は微妙な雰囲気。
新婦側の友達や親戚はそのことを知らないのかちょっとざわついている様子。

しばらくして二人の馴れ初めが紹介され、過去の二人の写真がスクリーンに映し出された時、またもこの姪っ子が口を開いた。
「ほら。まま。あれ、あの写真の時のおじさん帽子かぶってるけど、髪の毛なかったよね」
流石に新婦側の親戚や友達も理解したのか、クスクス忍び笑いが聞こえてくる。
新郎は明らかに機嫌を損ねて、新婦も俯いていた。
ヤバイと思ったのか姪っ子は親に連れられて退場。
気がついたら席に戻ってたので多分説教されて帰ってきたんだと思う。

で、キャンドルサービスの時、新郎が近くにきた時この子がじーっと新郎の頭の方を見てまたも一言
「おじさん。髪の毛誰からもらったの?」

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5月 22, 2010 · 悲しい名無しさん · No Comments
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貝・・・カワイソス(´・ω・`)

大西洋のアイスランド沖海底から引き揚げられた二枚貝が400年あまりも生きていたことが明らかになった。これまで知られている動物の中で最も長生きとみられる。英バンゴー大学が28日、ウェブサイトで明らかにした。

この貝は大きさが約8.6センチ。昨年、同大学の研究チームが採集した中にあった。貝殻は、温かくエサのプランクトンが豊富な夏場に成長するため木の年輪のように1年ごとに層ができる。それを顕微鏡で数えたところ、年齢は405年から410年の間で、これまで最長とされていた二枚貝よりさらに約30年長いという。

研究チームは「この貝が若いころ、英国ではシェークスピアが『マクベス』や『ハムレット』を書いていたのだ」と、長寿ぶりをたたえた。採集時は生きていたが、年齢を調べる時に肉をはがしたため、偉大な生涯を終えたという。

研究者の一人は「何もしない静かで安全な暮らしだったから長生きできたのだろう」とコメントしている。

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5月 22, 2010 · 悲しい名無しさん · No Comments
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