「切り裂きジャック」を研究していた大学院生を起訴…売春婦3人殺害容疑

英ウェスト・ヨークシャー(West Yorkshire)州ブラッドフォード(Bradford)の
検察当局は27日、売春婦3人を殺害した罪で英国人の大学院生(40)を起訴した。

起訴されたのは、売春婦(36)の殺害容疑で24日に逮捕された
スティーブン・グリフィス(Stephen Griffiths)被告。この女性の遺体は25日に川の中で
発見された。検察当局は、遺体が見つかっていないほかの2人についても、起訴するに
足る十分な証拠があると判断した。
グリフィス被告は大学院で、犯罪学、特に連続殺人犯に強い関心を示し、19世紀の
猟奇事件「切り裂きジャック(Jack The Ripper)」の博士論文を執筆中だったとの報道もある。

ブラッドフォードのあるウェスト・ヨークシャー州は1970年代、売春婦13人が
次々に殺害された「ヨークシャーの切り裂き魔(Yorkshire Ripper)」事件の
舞台となった場所でもある。

グリフィス被告は28日に出廷する予定。
AFPBB News 2010/05/28

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