★「会期延長そのものに反対でない」自民副総裁、容認示唆
自民党の大島理森副総裁は18日午前、BS朝日の番組で、22日に会期末を迎える
今国会の会期延長について「延長そのものに反対ではない。(延長して菅直人首相が政
策として)やること、会期の幅のあり方によって賛否を決める」と述べた。20日の与
野党幹事長会談での与党側の提案を見極めたうえで容認もあり得るとの考えを示したも
のだ。
退陣表明をしながら時期を引き延ばす菅首相に対して「辞めさせるために全力を尽く
す」と述べ、民主党内で菅首相に反発する勢力と倒閣に向けて連携することも視野に入
れることも明らかにした。
大島氏はその後テレビ東京の番組にも出演。菅首相が東京電力福島第1原発の放射能
漏れ事故を受け「脱原発」を争点に衆院解散・総選挙を行う可能性を問われ「(首相が
生き残るための)戦略だけで日本のエネルギー政策を判断されたらたまらない」と牽制
(けんせい)した。
会期延長に関しては、自民党の小坂憲次参院幹事長も18日午前のTBS番組で「復
興でどうしても必要なら仕方がない。(2次補正などを)迅速に処理して首相が辞める
のなら、ぎりぎり反対できない」と語った。
■ソース(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110618/stt11061814440004-n1.htm