ドイツ人 「涙が出るほど日本を恨んでる。フクシマのせいでオレが働いてた原発が無くなっちまった」

1:名無しさん@涙目です。(長屋):2011/06/01(水) 23:30:06.19 ID:Y/DSfw5S0●
ドイツ:脱原発、急変に不安の声も…2022年全廃 【ビブリス(ドイツ南西部)篠田航一】

福島第1原発の事故を受け、ドイツのメルケル政権の連立与党は先日、国内全17基の原発を2022年までに廃止することを決めた。今後は風力や太陽光発電など再生可能エネルギーを拡充し、発電量の2割を占める原子力の消滅分を補う方針だ。

だが、事故から3カ月弱での原発閉鎖決定は主要国では突出した反応で、原発を抱える町の住民や電力不足を懸念する産業界からは不安の声も上がっている。

「日本を恨んでいる。フクシマのせいで、ドイツも原発をやめてしまう。だから俺は、原発で働くことができない」。国内17基中、最古のビブリスA原発(稼働開始1974年)を抱えるビブリスの住民、ミュラーさん(47)は涙をこぼしながら語った。ドイツ各地の原発で原子炉の清掃作業員をしていたが、人員整理で08年に解雇。決まる寸前だった再就職も4月に断られた。

鉄道駅からわずか3キロ北に灰色の建屋が見える。人口9000人のうち1000人が原発関連で働く「原発村」だ。メルケル政権は国内17基のうち、80年以前から稼働する老朽化した7基を福島事故後に一時停止した。結局、再開せずそのまま廃炉が決定。ビブリス原発もその一つだ。街の人に聞くと「ここは地震も津波もないのに、なぜなくすの?」との声も返ってくる。

ビブリス原発を運営する電力大手RWEのギスパート経営協議委員長は「これまで常に国の定期点検をクリアし、この10年で設備増強に14億ユーロ(約1680億円)もつぎ込んできた。政府はフクシマに過剰反応し過ぎだ」と天を仰ぐ。

政府は昨年、22年までの脱原発を決めた前政権からの既定路線を撤回し、最長14年の原発延長を決めた。「代替エネルギーの普及が進んでいない」のが理由だったにもかかわらず、再び脱原発に戻った首相の急変ぶりには批判も多い。世論調査では6割が「信用できない態度」、7割が「選挙対策だ」と回答している。

以下略
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110602k0000m030103000c.html

飛躍するドイツの再生可能エネルギー―地球温暖化防止と持続可能社会構築をめざして

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