1 :名無しさん@涙目です。(チベット自治区) :2011/07/01(金) 12:18:08.94 ID:cjTgI5jW0
北朝鮮が大学を閉鎖、学生たちを強制労働に
今週、北朝鮮で驚きの指令が政府より下された。その内容は、国内全ての大学を向こう10カ月にわたり閉鎖、
それに伴い学生たちを強制労働につかせるというものだ。
周知のとおり、北朝鮮の目下の課題は経済再建。
そのために、ついに学生たちまでもが動員されることとなったようだ。
韓国からの報道によると、
27日(月曜日)、国内480の大学に対し来年4月まで授業を休講とするよう指令が出たとのこと。
この措置の例外となるのは、数カ月以内に卒業見込みの学生と外国人留学生のみ。
来年4月は北朝鮮にとって非常に大きな意味をもつ。
なぜなら4月15日は、かの偉大なる首領様・金日成の生誕100年にあたるからだ。
さらに、2月には金正日総書記が70歳になる。国家と権力を息子・金正恩にスムーズに引き継ぐためにも、
春までに飛躍的な経済成長を確保せねばならないとしている。
この決定により、約50万人の大学生たちが、生誕100周年の準備がすすめられている都市の建設現場や工場へ
送られることとなる。
また、先日の台風5号により被害を受けた農地の復旧のため、地方の農場にも送られるようだ。
ところで、この大学一時閉鎖の決定には別の理由があると言う学者もいる。
半島情勢に関して数々の著書を出している早稲田大学の重村智計教授は、大学でデモが起こった可能性を
指摘している。
「当局は昨年から北アフリカで起きた一連の民主化運動を知っています。
同じようなことが国内で起こることを警戒していますし、特にそれが大学で始まるのを恐れているのです。
中国から、催涙ガスや警棒といったデモ鎮圧のための装備を購入していますし、さらにここ数カ月は、
ピョンヤン市街に配置する警察の数を増やしています」と教授は述べている。
理由はいずれにせよ、北朝鮮は国民に「学問の自由」を保障することができないほど、大変な国内事情があるようだ。
2012年という節目の年を迎えるにあたり、北朝鮮が今後どう動いてゆくのか、目が離せない。