1:名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/06/21(火) 20:37:13.01 ID:dkiPAaRA0
東日本大震災:住宅街に大量の温泉、生活に影響も いわき
東日本大震災で大きな被害を受けた福島県いわき市で、住宅地から大量の温泉が湧き出す異変が起きている。
同市内郷高坂町のアパート経営、我妻千恵さん(50)は、震度6弱の余震があった4月11日夜、
何かが流れるような大きな音に気づいた。停電のため夜明けに確認すると、
お湯がアパート敷地の地面から染み出し、雨水を下水に流す管からも大量に流れ出ていた。
独立行政法人「産業技術総合研究所」(茨城県つくば市)が調査したところ、南に約4キロ離れた
湯本温泉と同じ泉質の27度の温泉だった。最近は床下の地面からも湧き出し、
コンクリート製の階段は温泉の鉄分で変色、滑りやすくなった。
地盤沈下も起き、我妻さんは不安だが、「結構肌に良い」とも思うようになった。たらいに温泉をため、
小学3年生の娘と足湯を楽しむことも。原発事故で、地元では海水浴もできないため
「近所の子供の遊び場にしてもらいたい」と話す。
地下水系などについて研究している同研究所の風早康平・深部流体研究グループ長によると、
アパートから湧き出る湯量は1日200トンを超えた。3月11日の大地震で太平洋側に伸びた
いわき市周辺の地殻が、4月の余震で縮み、坑道跡にたまる温泉が地面のひび割れから押し出されたと分析する。
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/06/21/20110621k0000e040058000c.html