Archive for 4月, 2011

迫り来る声

852 本当にあった怖い名無し 2005/06/05(日) 03:08:47 ID:CKkyadXP0
高校1年の夏。深夜。友達合わせて5人で、山の奥にあるダムに行った。
足は原付きが3台。
俺はカブに乗っていたので、ケツには誰も乗っていなくて、他の4人の友達はそれぞれスクーター2台に2ケツしていた。
そのダムは普通に散策したので、さらに原付きに乗って山道を抜けたところにある大きな鉄橋に到着した。
・・・・。みな一様に黙り込んだ。
なんだか雰囲気が異常に怖かった。
全員がなぜか緊張している。この橋は明らかに雰囲気が違った。
怖いのだ。さっきまでは、ほんとに何でもなくて、ワイワイ楽しんでいたのに。
辺りは、真っ暗闇で外灯すらない。
それでも俺は気のせいだと思い、怖い気持ちを抑えて、記念写真を撮ろうと準備にかかった。
みんななんだか落ち着かず、顔もこわばっている。
でもせっかく来たんだし「早いとこ撮って出発しよう」と声をかけた。
その時ふいに音が聞こえてきた。

853 本当にあった怖い名無し 2005/06/05(日) 03:09:49 ID:CKkyadXP0
・・・キィ・・フュィィ・・・
遠いところから聞こえてきた。
道のずっと向こう、見えないぐらい遠いところから、山間を隔てて聞こえてきたように思った。
ギクリとはしたが、最初は別に気にしなかった。しかし暫くするとまた聞こえてくる。
キィ・・・キィィ・・
車のスリップ音のようだ。
それが遠くから聞こえてくる。
キィーー・・・キュィィィ・・・フィ・・
俺たちは顔を見合わせ、「走り屋でも走ってるのかね」と言い合った。
もたもたと写真を撮る準備をしていると、また音が聞こえてくる。
キィーーキィーーキュィィィ・・・キキキ・・・
なんだかおかしい・・。聞こえる毎に音が長くなってきてる。
そしてそれが徐々に近付いてきているのは明らかだった。
走り屋だったら、絡まれたりしたら、いやだなあ・・。その時はまだそんなことを考えていた。
音は、さらに間隔を延ばし、長い間鳴り続けるようになり、どんどん近付いてきている。
キュィィィ・・・キィーーキィーーキュィィィ・・・キキキーー・・・

854 本当にあった怖い名無し 2005/06/05(日) 03:10:31 ID:CKkyadXP0
「ちょっと離れたほうがよさそうだなあ」
友達の一人が、てっきり走り屋だと思い、そう言った時、全員が硬直した!
その音は、いつの間にか、すぐ足下から聞こえてきていた。
そう・・鉄橋の真下。真っ暗闇の河からだ・・。
ありえない?なんで橋の真下から聞こえてきてるんだ・・。
恐怖で顔が引きつった。
しかも・・・!
よくよく聞いていると、その音は、車のスリップ音などではなかった。
何人もの男女の声が入り乱れた、うめきとも叫びともわからない、判別不能、理解不能な声が、
ウワンウワン、フュウウウウ、エエエエエーーー、キャアアアアーー・・・。
とにかく字で表現しづらいのだが、大勢の男女が声を絡ませ合って、奇妙な叫び声を上げていた!
その声は、橋の真下からどんどん上がってくるような感じがした。

855 本当にあった怖い名無し 2005/06/05(日) 03:11:05 ID:CKkyadXP0
明らかに人間のものではない!!!
やばい!やばい!やばい!
みんな一斉に逃げ出し、原付きに乗ってエンジンをかけた。
2台のスクーターはすぐセルでエンジンがかかり、出発しようとしている。
俺はと言うと、カブのためキックでエンジンをかけなければならなかった。
が、エンジンがかからない。何度キックしてもかからない。
その間、あの声はどんどん迫ってきている。
ついには、橋に上がってきて、俺の背後に迫ってきている感じがした。
もう恐怖で足がガクガク震え出し、キックもまともにできなくなってきた。
怖すぎて、鼻がツーンとして、手なんか間隔がなくなってきた。
こんな恐怖体験は生まれて初めてだった。
「待ってくれーーーーーーー!!!」
俺はスクーターの友達にあらん限りの声で叫んだ。
一台はすでに逃げ出した後だったが、もう一台の友達がその声に気づいて、びっくりしたように振り返って、止まってくれた。
ようやくエンジンがかかった!

856 本当にあった怖い名無し 2005/06/05(日) 03:11:32 ID:CKkyadXP0
俺はもう脱兎の如くアクセルをふかして逃げ出した。
それを振り返ってみていた友達と、その後ろに2ケツをしているもう一人の友達の顔もカブのライトに照らされて見えた。
それが見る見る恐怖に変わっていくのが分かった。
やべえ!俺の真後ろに何か見えているらしい!!怖えええ!!
バックミラーが視界に入ってきたが、相変わらず真っ暗闇だ。でも振り返って確認などできるはずもなかった。
あらん限りアクセルを握りしめ、友達と合流し、鉄橋を猛烈なスピードで渡りきり、あとは振り返ることなどせずに、ただひたすら街の方に街の方に、原付きを走らせた。
そうして俺たちは這々の態で逃げ帰ってきた。
あとで、友達に聞くと、俺がカブのエンジンをかけている時、その背後で、鉄橋の下から、のそりと這い上がってくる、黒いモヤモヤしたものが見えていたらしい。それはよく見えないけど、黒い霧だったと言ってた。
もう一人の話が強烈で、そいつは別のものが見えていたらしく、いわく、古びた着物を来た、異様に首の長い女が、凄まじく笑いながら、スーッと近付いてきていたということだ。さらにその背後には、ゆらゆらとうごめく何体もの人影が見えたらしい。
これにはかなりゾッとさせられた。


暗視ゴーグル

これは俺が高三の夏の事でした。
当時、軍オタだった俺はバイトで貯めた金で暗視ゴーグルを通販で購入しました。
早速届き部屋を暗くして使ってみても何か物足りませんでした。
動く人が見たいと思い深夜になるのを待ち、自宅から少し離れた大きい公園にバイクで向かいました。この公園は深夜になると照明が消えて駐車場でよくカーセックスしている車が停まっているからです。
一回駐車場の前を素通りして車が停まっているか下見をしたけど珍しく一台も停まっていませんでした。
諦め切れなかった俺は駐車場にバイクを停めて奥のトイレ近くの駐車場に歩いて向かいました。
トイレ付近に近づいた瞬間何かがトイレの裏に隠れるように移動しました。しかしトイレの照明も消えていて、真っ暗で殆ど見えませんでした。
ここぞとばかりにリュックから暗視ゴーグルを取り出しトイレの方を見てみると包丁を持った男が息を潜めてこっちを見ていました。
全身に鳥肌が立ち無我夢中で家に逃げ帰りました。
汗だらけだったけど風呂も入らずベッドに潜り込みすぐ寝てしまいました。
次の日起きると兄から○○公園のトイレで女性の死体が発見された事を聞きました


風呂で死んで…

399 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/06/06(水) 13:36
入浴中に、ぬるかったのでガスをつけたまま、恐らく心臓発作で死んだ人がいた。
知人が発見した時には、湯がグラグラ煮立っていた。慌てて救急車を呼んだ。

やってきた救急隊が両肩を持って引き上げたら、湯につかっている部分の骨だけが
ズルズルっと持ち上がり、身は残ったそうだ。

400 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/06/06(水) 13:52
ところがこれは確固とした実話を元にしているのです。筆者自身「人間スープ」の実例を
見たことがあります。
といっても医学生の時、法医学の授業でスライドを見ただけですが。

追い炊き状態の風呂で何らかの発作を起こしたらしく、ほぼ半日煮詰められた状況で発見
されたとのこと。気味悪がる学生たちに、検屍の時の状況をあふれるばかりの笑みを浮か
べて語る教授が印象的でした。いつもはボソボソおもしろくもない話するだけなのに。

どんな状況だったか書くのは悪趣味なのでやめますが、今でも「ブリのあら煮」を見ると
そのスライドを思い出す、と言えば想像付きますかしら。


リフォーム

青年が一人暮らしするために家を探してた。
不動産屋で適当に見回った結果、築年数は古いが、最近リフォームしたばかりらしく
きれいな三階建てのアパートの一室にすることにした。家賃も普通で、その青年もラッキーだと思った。
引越しも無事完了、そしてその部屋で手伝ってくれた友人と
お酒を飲み始めた。すると一人の友人が

「なんかコリコリ音がしない?」といった。

しかし何も聞こえず、お酒のせいだと思った。

次の日の夜、寝ようとして布団に入ると、友人が言っていたように

「コリコリ」と聞こえる。

音の元を探ってみると北側の壁からだ。
隣に部屋はないしねずみだろう、と思い寝ることにした。

しかしそれは毎晩続き、我慢できなくなった彼は管理人にねずみの駆除を頼むことにした。

次の日、管理人のところにいくと申し訳なさそうにこういった。

「ごめんねぇ。あそこ小さなクローゼットがあったんだけど、 前に住んでた人が見た目が悪いからって自費でただの壁にしちゃったんだ。
ネズミが住み着いたのかもしれないねぇ」って。

後日その青年も立ち会ってネズミの駆除をすることになった。

業者の人が壁を壊す前に壁紙をはがすと、みんな愕然とした。

そこには何かを隠すように、何枚もの板が何百何千という釘で打ち付けられていたのだ。

電話でそれを知った管理人も駆けつけてその板を取りはずす作業が始まった・・・。

数時間たち日が沈みかけたときすべての板がはずされ、スペースきっちりにはめ込まれた薄い板があらわれた。

そしてそれを剥がした。

そこにいた人間はなんとなくは感じていたが、やはりあった。死体だ。

その死体ははすっかり乾いていて異臭すらしなかった。
着ている服や、背格好から小学生ぐらいの女の子だとわかった。
なぜかすべての指の先は骨がむき出しだった。

管理人は警察に電話するためかばんから携帯電話を取り出そうとしたが部屋は思いのほか暗かった。

いらだちながら部屋の電気のひもを引いた瞬間

全員が悲鳴をあげた。

その小さなクローゼット一面いっぱいに赤い字でこう書かれてあったからだ

おとうさん ごめんなさい
おねがい

だして。だしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだして
だしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだして
だしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだして


俺が小さい頃

俺が小さい頃の話だ。
ガキの俺は車のおもちゃで遊んでると母ちゃんがいそいそと身支度をしててな。

俺はどっか行くもんだと思って
「ぼくもいきたいー」
なんて駄々こねたな。
母ちゃんはそんな俺を見て笑って
「○○ちゃんにはまだ早いわよ」って 頭を撫でてくれた。

言ってる意味はわかんなかったが頭を優しく撫でられると何も言えなくてな。

「ぼく、おりこうにしてる!」

なんて 言ってたのを未だに覚えてるよ。
あと鮮明に覚えてるのは
母ちゃんの笑顔と

「またね」

という言葉も覚えてる。

そうそう、あともう一つ覚えてるのがある。

昭和○○年10月13日午後4時38分○○佐知代 投身自殺により死亡。


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