福岡県警は30日までに、他人の家に忍び込み何か月も寝泊まりしていた女を逮捕した。
1人で住んでいた――少なくとも1人で住んでいると思っていた――家の持ち主の男性(57)が、冷蔵庫からなぜか食料が無くなることを不審に思い防犯カメラを設置したところ、外出中に見ず知らずの人物が歩き回っているのを発見し、驚いて警察に通報した。警察が男性の立ち会いのもと家の中を捜索したところ女を発見した。
堀川タツ子容疑者(58)は、人一人がやっと寝られるだけのスペースにマットレスを持ち込んで寝泊まりしていた。警察の発表では住むところがないと供述しており、1年ほどこの家に「住んで」いたとみられるが常時いたわけではないとみられる。
住人に気づかれずにどうやって忍び込んだのかは不明だが、警察は容疑者が家から家へ渡り歩いていたものとみている。