Archive for 1月, 2011

電話怖い

ちょっと実体験、書いてみるわ。
なんか書いたら、余計自分で怖くなりそうなんだけど。

俺一人暮らししてるんだけどさ。1Kの狭い部屋。
ちょっと前に家の電話機が壊れて、代わりに留守電付きの安い電話機買ったのよ。
まぁ携帯あるから滅多に使わないんだけど、なんとなくさ。
家の電話番号、親にしか教えてないからハッキリ言っていらないんだけどね。

買って、何日かした夜のことなんだけど。深夜ね。1時くらいかな。
いきなり電話が鳴ったのよ。ビビッタね。
何か親から急用か?電話は携帯にしろって言ってるのに、とか思いながら、
受話器取ったんだ。
そしたら、なんか低い唸り声みたいなのが聞こえてきた訳よ。
ブーーーーンだかムーーーーンだか。
なんだ悪戯か、と思って、速攻切って寝たんだ。

それからまた何日かして、また夜ね。寝てた時、電話が鳴ったんだ。
それが、鳴った音がおかしくてさ。普通、プルルルル、って鳴るんだけど
ちょっと低めの音でヅーーーーーーって鳴ったのよ。
これもまたビビッタけど、所詮安物、なんだ、もう壊れたかと思って、
取り合えず出てみようかと布団から起きたら、丁度音が止んだのよね。
それが、まるで誰か出たみたいな感じで止んでさ。
そしたら、ほら、あの状態なんて言うのだっけ。受話器置いたままでも、話したりできる状態。
誰か出た訳じゃないのに、それになったみたいでさ。
また電話から唸り声みたいのが聞こえてきた訳よ。ブーーーーーーっと。
うぉ、この電話機ほんとにイカレタか、と思って、でもなんか怖いから、
コンセント引っこ抜いて、電話線も引っこ抜いて、そのままにして寝たわけ。

んで翌日。
朝、何気なく電話機見てみたら、なんか留守電用のテープが進んでるんだよ。
この電話買ってから、一度も留守電モードにした覚えないのにさ。
もちろん、再生する度胸なんて無し。そうだろ?無理だって。
こいつもうヤバイわ、と思って、すぐに捨てることにしたんだ。
買ってきた時に入ってた箱に電話機入れて、蓋してガムテープで止めて、って瞬間だった。

電話が鳴ったんだ。

普通の音で。プルルルルルってさ。

そんときは、さすがに声出なかったわ。俺、箱放り出して、心底震えたわ。

この呼び出し音が鳴り止んで、何か声でも聞こえてきたら・・・とか想像しちゃってさ。
電話が鳴ってるまま、急いでその箱抱えて、アパートのゴミ捨て場に走ったよ。
資源ゴミとか、もう考えてられなかったね。
燃えるゴミとしてそこに捨てて、すぐ逃げた。翌日見たら、もう無くなってた。
頼むから、無事に燃えててくれ、と思うわ。

それからは、もう平和。今度は留守電なしの電話機買った。今のとこ正常。

あれ、本当にただ壊れてただけなのかな。
まぁ、もうどうでも良いんだけどね。


逃走

うち、おばあちゃんが霊能者(?)みたいな人で、全員なんらかの霊現象は体験してるんですが
その中でこれは結構洒落にならんてのを書き込みしてみようかと

うちの母方の姉(叔母)からの話なのですが
叔母の弟さんが離婚しているんです
で、そのもと奥さんがある日林だかで死体で発見されたそうで。死後1ヵ月は経っており、夏だった事もあって既に白骨化。警察では自殺として処理されたそうです。
それから、奇妙なことが。叔母は九十九里の田舎の辺りに住んでいて、私も家族で車で行った事があるのですが慣れないと道に迷ってしまう様な所に住んでるんですが
しかし叔母はもう住み慣れている筈なのに、買い物に行った帰りなどどうしても迷ってしまう。
途中で修正して家に帰れるのですが、「おかしいな」と思いつつも然程気にしてなかったそうな

そんなある日、祖母を一緒に乗せて車を走らせていると、例の如く道に迷ってしまったそうで
いつもの様に途中で元の道に戻れるだろうと軽く構えていたら、どんどん家の方向から外れてしまい、ついにある場所に辿り着いてしまった。
そのある場所とは叔母の弟の元奥さんの死体が発見された林の前。
やだなあ、と思っていると、その死んだ奥さんの霊が祖母の中に入り込んできたんだそうです。(どんな状態なのかは見たことないので不明)
そして、そのお嫁さんが自分の死について語ったのだそうです。

奥さんは離婚した後、ある男性と付き合っていたのですが、その男性が別の女性と交際していることが発覚。
その件で、その男性と、共通の友人と3人でファミレスで話し合いを行い、その後友人とは別れ、浮気相手の別の女性と落ち合ったんだそう
そして、二人の指示に従い、奥さんの運転で例の林に行った。到着すると言われるがまま林の奥まで連れていかれ、そこで酷い暴行を受け殺されてしまったのだと。
悔しい、悔しい。と泣いていたそうです。

証拠も何もないですし、こんなことで警察に行っても相手にしてもらえないでしょうから、何もなくここで終わりなんですが…
そこで叔母がふと思い出したのが、林の中で発見されたにも関わらず、その奥さんの車は何故か林から離れた店の駐車場で発見されたこと(誰が運転してきたのか)
そして、その奥さんが行方不明になる前日に叔母のところへ「車を貸して欲しい」と頼んできたのだそう

祖母は「何よりも人間が怖い」といいました。


立ち入り禁止

釣り好きの知り合いに聞いた話。

AとBの男二人が、とある深い山間に川釣りに出かけた。
全く知らない土地で多少不安はあったものの陽気につられてしまい、
つい山の奥まで舗装されていない道路を沢沿いに車を走らせる。
釣れそうなポイントはないかと探していると、道沿いに少し雑草の茂った広場があり、
林に囲まれた沢に通じる小道への入り口が見えた。
まだ先に道は通じているものの長時間の運転だった為、もうここしかないな、と車を降りてみる。
と、その小道の入り口に木製の古びた看板に、「立入禁止」と筆書きしてある。
つまり穴場ってことだな、と勝手な解釈をする二人。
気にせず緩やかな下り坂を数十メートル進むと、上流から大きな岩が連なる沢へとたどり着いた。
ここなら良さそうだ、と釣りの準備を始める二人。
その場所からは、林の隣接した上流の景色が数キロにわたって眺められ、
青い空と白い雲の下、木々の緑と川のせせらぎが堪能できた。
沢沿いの小道もそれに沿って続いていたので、
仮にその場所で釣れなかったら、いつでもポイント移動しようと二人は川に糸をつるす。
熱くもなく寒くもない、紅葉の垣間見える山間での午前11時ごろの魚釣り。
あまりの陽気と早起きしての長時間の運転の為か、
Aはついうとうとし始め、この景色を見れただけで十分という気になってきた。
二人の竿には何もかからない。
一時間位たっただろうか、Bがポイントを上流へ変えてみると告げと移動した。
黒いジャンバーのBの背を生返事で送りつつ、多少強めの日差しを感じ眠気を覚ますA。
あまり奥まで行かないよう言うべきだったかなと、多少後悔しつつもぽかぽかとした暖かさには勝てず
帽子を目深にかぶり直して、後ろの岩に背を持たせる。
川の流れる音が心地よい・・・

何かが、ピカッと光った。
目を覚ますA。
どのくらい時間がたったのだろうか、竿に引きはなかったようだ。
うつろな目で上流に見るもBの姿は確認できない。
岩陰のどこかにいるのかな思いと竿のえさを付け替えていると、
何やら上流数キロ先の小道から、黒い服装の人物が手を振りながら歩を進めてくる姿に気付いた。
黒ジャンバー、Bか、何だろ?とBらしき人物に手を振り返してみる、あまり視力の良くないA。
それにしてもずいぶん奥まで行ったもんだと多少呆れて見ていると、まだ手を振っている。
こちらからBが見えてるのだから、当然Bもこちらが見えて手を振ってるはずなのに・・・
何かあったのか、大物でも釣れたのか・・・?
聞こえるかどうかは別にして、どうした~~~!?とAは大声を上げてみる。
木霊する訳でもない声は川のせせらぎの音にかき消されたらしく、
Bは腕を振り回すといってもよい位、手を振り続けているように見える。
そして、その腕が時折チカチカ光っている。おそらくBの付けてる腕時計が、
日光で反射しているのだろう・・・さっきはそれで自分は起きたのかな?
しばらくそのまま様子を見ていたAだが、少し妙なことに気付いた。
手を振り回す動きの速度に比べて、その歩みが余りに遅すぎる。
急ぎであれば小走りくらいするはずが、そのようには見えない。
よく見ると右足を引きずっているようにも見える・・・
いかん、Bの奴、怪我してたんだ!
自分の鈍感さに嫌気が指しつつ釣り場を離れBの元へと急ごうとするA。
川沿いの岩場から小道までたどり着き駆け寄っていこうとした瞬間、Aは我が目を疑った。

目に自信のないAにも確認できる500m位先の岩場に、釣り糸を下げているBがいた。
目を凝らして見る。間違いない、明らかにBだ。
今までAのいた場所からは、単にBの姿が岩陰になって見えなかっただけだったのだ・・・
とりあえず、良かった・・・と安堵するも
では、1km程先で今も手を振り続けている人物は誰なのか・・・?

多少不気味さを感じつつも、足を引きずってるのだから確認しなければ、と思い直すA。
人の心配もよそに釣りに夢中になっているBを憎らしく思いつつ、
Bの方がその人物に近い為、Bに対しておーい!を声をかけるA。
その人物と同じように手を振りながら幾度か大声をあげていると、やっとBが気付いてくれた。
どうした?というような素振りを見せるBに対し、
その腕を振り回す人物の方を何度も大げさな素振りで指し示すA。
きょとんとした表情を浮かべたようなBがどうにかその人物の姿に気付き、
しばらく確認していたのだが・・・

突然、驚いたような素振りを見せたBが、岩場から足を滑らせた!
何か慌てた様子に見えるが、Aからは何が起こったのかわからない・・・
滑った時腰を強く打ったらしいが、痛がりつつも大慌てで竿と荷物をまとめようとするB。
理解できないながらも手を振る人物よりBの事が気になりだし、小道をやっと上流に歩み始めるA。
その人物の姿も徐々に大きく見えつつあるが、視力の悪いAにはいまだ全貌は確認できない。
Bは何やら言葉にならない言葉を叫びつつ、足の悪い岩場からほうほうの態で小道へとたどり着いた。
A、B,腕を振る人物、の三人がほぼ一直線500m位の中に等間隔でいる形・・・
Bは息を切らせつつ、一度だけその人物の方を振り返るとあらん限りの力でAの元へと走り寄って来た。
何なんだ、どうした!?とAも訳がわからず歩み寄りBの荷物を受け取ろうとするが、
いいから、急げ、急げ!!とやっと理解できるような言葉を振り絞るB。
BがAの右腕を引っ張りつつ車の方へと引き返そうとするも、その人物の姿から目の離せないA。
いいから、いいから、と一度渡した荷物を取り上げ、結局動かないAを諦め走り去るB。
少しずつAとその人物の距離が近まる、一体何なんだ?、目を凝らして見る・・・

・・・やっと、分かった・・・・・

残バラ髪の頭から血を流した鎧を着た武者姿の男が、
狂ったように刀を振り回しつつ足を引きずりながら、
必死の形相で何やら叫び近づいて来ていたのだった・・・

あの光は、刀に反射したのか・・・?
と、思った瞬間やっと我に返り全力疾走で小道を引き返すA。心臓が痛いようだが気にしてられない。
自分の釣り道具も沢にそのまま、何とか車にたどり着き
車中で震えてAを待つBと共にその場を離れる事ができた。
帰りの山道もなお、長い・・・ 放心状態の二人、無言の車中。
途中、地元の農家の人らしい老人が歩いていたのでAはとっさに車を降り、尋ねた。

すみません!上流の広場あたりで・・・

・・・おぉ、あそこか、立入禁止の看板立っとったろうが?

・・・・・・・・・・・・


泣かない赤ん坊

家族で旅行に行ったとき、空港で赤ん坊が誘拐されてしまう事件がありました。

空港についてすぐの出来事で対応できなかったのですが、警察にすぐ調べてもらうことになりました。しかし、どこを見ても自分の子供のような風貌の子は発見できず、悲しみにくれていました。
すると、ゲートのあたりで麻薬犬がほえているのを見つけ、警察が駆け寄りました。背の高い頬のこけた男が、泣かない赤ん坊を抱えている姿が見えました。

すぐさま警察が取調べをすると、先ほど赤ん坊を誘拐された夫婦の子に間違いありません。髪は切られて坊主になり、男物の服を着せられて帽子を被されていたのでわからなくても無理はありません。

問題はその赤ん坊が泣かなかったこと・・すでに赤ん坊に息はなく、内臓が全て取り除かれた体の中には大量の麻薬が詰まっていました・・・赤ん坊は麻薬を運ぶ”器”として殺されたのです・・・・


舐める男

就職して1年目の新人OLが一人暮らしの寂しさを紛らわすために一匹の犬を飼っていました。

犬はとても頭が良く、なついていたので、家に帰ってベッドで寝転ぶOLを癒すようにペロペロと手を舐めてくれました。

ある日、飲み会で遅くなったOLは酔いつぶれて電気もつけずにベッドに寝転びました。すると、いつものように手をペロペロと舐めてくれるので安心して眠りにつきました。

次の朝・・・OLが見たものは風呂場でバラバラにされた犬の死体。昨晩手を舐めていたのは犬ではなく、犬を殺しに入った快楽殺人鬼の男だったのです・・・


  • PR

  • アマゾン ホラーランキング

    Powered by fun9.net
  •  

    2011年1月
    « 12月   2月 »
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31  
  • 最近のコメント

  • Copyright © 1996-2010 2chの怖い話. All rights reserved.
    Jarrah theme by Templates Next | Powered by WordPress