俺は今整形しようとしている
俺「先生にお任せしますからイイ男にしてください。」
先生「うーん・・・困ったなあ、芸能人で言うと誰みたいなの?」
俺「嫌ですよ実在人物のコピーなんて、とにかく今の顔コンプレックスだらけなんで先生の思うようにやって下さい」
先生「そう言われてもなぁ・・・」
俺がブサイクなのは間違いないのだが別にコンプレックスがあるから整形するわけじゃない・・・
俺はある子に恋をした。わけあって風俗嬢をしているが心の優しい子だ
僕は彼女のもとに通うようになり彼女もだんだん僕に気を許してくれるようになった、多分彼女も少なからず好意をもってくれてただろう
でも彼女は忙しすぎて店でしか会ってくれない、仕事を止めるように言ってもまともに取り合ってくれなかった
俺はいろいろと調べて何故彼女が僕の言うことを聞いてくれないかついに突き止めた
彼女は悪い男に騙され、貢がされていたのだった
彼女に別れるように言ったが逆に錯乱し俺を罵りだした・・・余程その男が怖くて素直になれないらしい
俺はその男に彼女を苦しめないように言った、しかし彼は汚物を見るような目で睨み俺を罵った
もうコイツを殺して彼女を開放するしかない
俺は明け方、仕事から奴が帰ってくるのを待った
部屋のドアを開けたところを背後からハンマーで殴りつけて気絶させた
気絶した彼を俺は彼女の代わりにいつまでも殴り続けた
奴の部屋には女たちから貢がせた高級ブランド品が山ほどあった
現金も500万ぐらい置いてあった
俺は殺人犯だ、彼女は俺がやったことを知ると苦しむだろう、今の彼が元彼を殺すなんて・・・
もう彼女には会えない、でももう一度生まれ変わって彼女と一からやり直したい
俺はそこで手にした金を使って人生をやり直すことに決めた
今日は包帯が取れる日だ、先生は包帯を取りながら俺にこう言った
「いやぁ、君が希望をちゃんと言わないから苦労したよ、でもどうだい?いい男になってるだろ?ちょっと新聞の写真を参考にしてさ、なんでも売れっ子ホストらしいよ、ああ、でも大丈夫、もうこの世には実在しないみたいだからさw」