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私ね 今神様やってるよ

805 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 2001/02/26(月) 21:32

うちの母方の実家が熊本県にあるんですけど、
ずっと実家に住んでいる母のお姉さんが先日遊びにきました。
ちょうど「ターミネーター2」がやっていて、皆で見ていたんです。
その中のシーンで、核が落ちた瞬間かなんかの想像のシーンで、
遊んでいた子供達が焼けちゃうシーンありましたよね。
あれみながら、「瞬間で皮とかもズルっといっちゃうんだね、コエ~」とか話していたら、
おばちゃんがテレビ見ながらさりげなく、とんでもないことを言い出しました。
おばちゃんの長女がこの前双子を生みました。
すごく華奢な娘さんだったんで、すごい難産だったそうです。
2ヶ月前から入院して、もう母体も危ないので予定よりも早く帝王切開で生んだそうです。
今でこそ母子ともに元気ですが、そのころおばちゃんは初孫と言うこともあって、
心配で心配で夜も眠れなかったそうです。
ある日病院から帰って家にいると、電話がかかって来ました。
相手は幼馴染でした。
昔は家も近かったのですが、その人は引っ越していってしまったそうです。
それでもとても仲がよかったので、ずっと連絡は取り合っていました。
ところがここ10年ほどぱったり連絡が取れなくなってしまったそうです。
娘さんのことで疲れていたおばさんは、思いがけない懐かしい人からの電話で、
本当にうれしかったそうです。
早速近況などを報告しあおうとすると、その人は想像もしなかったことを言い出しました。

806 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 2001/02/26(月) 21:33

「Kちゃん(おばさんの名前)、私ね、今神様やってるのよ。
たくさんの人たちを救ってあげてるの。Kちゃんも困ったことがあったらいつでも電話して。
助けられると思うわ。」
昔のままの非常に明るく、感じのよい声で、彼女はこんなことを言いました。
あまりにも普通に言われたので、おばさんは「ああ、そう・・・」としかいえなかったそうです。
しかしその夜、自分の娘と生まれてくる赤ちゃんのことを考えると、
おばさんも疲れていたのでしょう、そんなとんでもない電話さえ、
「ひょっとしたら、これもなにかの縁かもしれない。明日頼んでみよう。」
と思ったそうです。
なにかすがるものができたせいか、おばさんはその夜久しぶりに眠りに落ちました。
夢の中に、娘とまだ子供の頃のままの幼馴染が出てきました。
娘もなぜか妊娠しておらず、3人で仲良く遊んでいる夢でした。
幼馴染もニコニコしていて、お花畑のような所で、すごく幸せな夢です。
マリのようなもので遊んでいました。
おばさんにマリが飛んできました。おばさんは胸で受け止めました。
するとそのマリの皮がずるっとむけるように、中から大きな溶けかかった幼虫のようなものが出てくるではありませんか。
思わずおばさんは悲鳴を上げました。
誰かに投げようにもそこは母親、とっさに娘より幼馴染のほうを見ました。
投げようとしても幼虫のようなものは絡み付いて離れません。
それを見て幼馴染は、ケラケラと狂ったように笑います。
その目は全部黒目で、穴があいてるようです。
幼虫の鳴き声と、幼馴染の幼い子供の笑い声が響くように重なります。
おばさんは飛び起きました。全身汗でびっしょりです。
「その時ね、私思ったのよ。あの幼虫はね、赤ちゃんだって。
どうしてか分からない。人間の姿なんてもちろんしてなかったし、泣き声は獣のようだった。
でもね、絶対赤ちゃんだと思ったの。
すごく不吉に感じて、その後せっかく連絡してきてくれた幼馴染に怖くて連絡できなかったの。」

807 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 2001/02/26(月) 21:38

その後何とか無事に子供は生まれ、そんな電話があったことも忘れていました。
そしてある日、何気なくつけたTVのワイドショーに、
その幼馴染の名前と、夢とはかけ離れた年老いた女性の顔が映し出されたそうです。
少し前にありましたよね。
怪しげな新興宗教を信じて、死んでしまった我が子の皮をはいだら生き返ると言われ、
その通りにしてしまった若い夫婦。
その夫婦が信じていた神様こそが、おばさんの幼馴染だったそうです。
その幼馴染は何不自由ない家庭環境にいたはずなのに、
おばさんの知らない10年の間に何があったのでしょう。
おばさんは怖いというよりも、みていて涙が止まらなかったそうです。
もし彼女に相談していたら・・・


リョウメンスクメ

452 その1 sage 2005/09/21(水) 16:10:58 ID:GJUzoiep0
俺、建築関係の仕事やってんだけれども、先日、岩手県のとある古いお寺を解体することに
なったんだわ。今は利用者もないお寺ね。んでお寺ぶっ壊してると、同僚が俺を呼ぶのね。
「~、ちょっと来て」と。俺が行くと、同僚の足元に、黒ずんだ長い木箱が置いてたんだわ。

俺「何これ?」
同僚「いや、何かなと思って・・・本堂の奥の密閉された部屋に置いてあったんだけど、
ちょっと管理してる業者さんに電話してみるわ」

木箱の大きさは2mくらいかなぁ。相当古い物みたいで、多分木が腐ってたんじゃないかな。
表に白い紙が貼り付けられて、何か書いてあるんだわ。相当昔の字と言う事は分ったけど、
凡字の様な物も見えたけど、もう紙もボロボロで何書いてるかほとんどわからない。
かろうじて読み取れたのは、

「大正??年??七月??ノ呪法ヲモッテ、両面スクナヲ???二封ズ」

的な事が書いてあったんだ。木箱には釘が打ち付けられてて開ける訳にもいかず、
業者さんも「明日、昔の住職に聞いてみる」と言ってたんで、その日は木箱を近くの
プレハブに置いておく事にしたんだわ。

453 その2 sage 2005/09/21(水) 16:31:26 ID:GJUzoiep0
んで翌日。解体作業現場に着く前に、業者から電話かかってきて、

業者「あの木箱ですけどねぇ、元住職が、絶対に開けるな!!って凄い剣幕なんですよ・・・
なんでも自分が引き取るって言ってるので、よろしくお願いします」

俺は念のため、現場に着く前に現場監督に木箱の事電話しておこうと思い、

俺「あの~、昨日の木箱の事ですけど」
監督「あぁ、あれ!お宅で雇ってる中国人(留学生)のバイト作業員2人いるでしょ?
そいつが勝手に開けよったんですわ!!とにかく早く来てください」

嫌な予感がし、現場へと急いだ。プレハブの周りに、5~6人の人だかり。
例のバイト中国人2人が放心状態でプレハブの前に座っている。

監督「こいつがね、昨日の夜中、仲間と一緒に面白半分で開けよったらしいんですよ。
で、問題は中身なんですけどね・・・ちょっと見てもらえます?」

単刀直入に言うと、両手をボクサーの様に構えた人間のミイラらしき物が入っていた。
ただ異様だったのは・・・頭が2つ。シャム双生児?みたいな奇形児いるじゃない。
多分ああいう奇形の人か、作り物なんじゃないかと思ったんだが・・・

監督「これ見てね、ショック受けたんか何か知りませんけどね、この2人何にも喋らないんですよ」

中国人2人は俺らがいくら問いかけても、放心状態でボーっとしていた(日本語はかなり話せるのに)。

459 その3 sage 2005/09/21(水) 17:07:49 ID:GJUzoiep0
あ、言い忘れたけど、そのミイラは
「頭が両側に2つくっついてて、腕が左右2本ずつ、足は通常通り2本」という
異様な形態だったのね。俺もネットや2ちゃんとかで色んな奇形の写真見たこと
あったんで、そりゃビックリしたけど、「あぁ、奇形か作りもんだろうな」と思ったわけね。

んで、例の中国人2人は一応病院に車で送る事になって、警察への連絡はどうしようか、
って話をしてた時に、元住職(80歳超えてる)が息子さんが運転する車で来た。開口一番、

住職「空けたんか!!空けたんかこの馬鹿たれが!!しまい、空けたらしまいじゃ・・・」

俺らはあまりの剣幕にポカーンとしてたんだけど、住職が今度は息子に怒鳴り始めた。
岩手訛りがキツかったんで標準語で書くけど、

住職「お前、リョウメンスクナ様をあの時、京都の~寺(聞き取れなかった)に絶対送る
言うたじゃろが!!送らんかったんかこのボンクラが!!馬鹿たれが!!」

ホント80過ぎの爺さんとは思えないくらいの怒声だった。

住職「空けたんは誰?病院?その人らはもうダメ思うけど、一応アンタらは祓ってあげるから」

俺らも正直怖かったんで、されるがままに何やらお経みたいの聴かされて、経典みたいなので
かなり強く背中とか肩とか叩かれた。結構長くて30分くらいやってたかな。
住職は木箱を車に積み込み、別れ際にこう言った。

「可哀想だけど、あんたら長生きでけんよ」

その後、中国人2人の内1人が医者も首をかしげる心筋梗塞で病室で死亡、
もう1人は精神病院に移送、解体作業員も3名謎の高熱で寝込み、俺も釘を足で
踏み抜いて5針縫った。まったく詳しい事は分らないが、俺が思うにあれは
やはり人間の奇形で、差別にあって恨みを残して死んでいった人なんじゃないかと思う。
だって物凄い形相してたからね・・・その寺の地域も昔部落の集落があった事も
何か関係あるのかな。無いかもしれないけど。長生きはしたいです

468 その3 sage 2005/09/21(水) 17:40:58 ID:J0sPTefW0
ID変わっちゃったけど452です。いきなりブラックアウトして電源落ちたんでビビッた・・・
俺だってオカ板覗くらいだから、こういう事には
興味しんしんなので、真相が知りたく何度も住職に連絡取ったんだけど、完全無視でした。
しかし、一緒に来てた息子さん(50過ぎで不動産経営)の連絡先分ったんで、
この人は割と明るくて派手めの人なんで、もしかしたら何か聞けるかも?と思い
今日の晩(夜遅くだけど)飲みに行くアポとれました。何か分ったら明日にでも書きますわ

476 本当にあった怖い名無し sage 2005/09/21(水) 18:24:34 ID:K2+tPFpq0

リョウメンスクナの話、「宗像教授伝奇考」という漫画に出てきた覚えがある。
スクナ族という、恐らく大昔に日本へ来た外国人ではないかと思われる人が、太古の
日本へ文化を伝えた。それが出雲圏の文化形成となり、因幡の白ウサギの伝説も
オオクニヌシノミコトの国造りの話もこれをモチーフとした話だろう、と。
そして大和朝廷による出雲の侵略が起こり、追われたスクナ族がたどり着いた
のが今の飛騨地方だった。
日本書紀によれば、飛騨にスクナという怪物がおり、人々を殺したから兵を送って
退治した、という話が書かれている、と。

つまり、スクナというのは大和朝廷以前の時代に日本へ文化を伝えた外来人の
ことで、恐らくは古代インドの製鉄を仕事とする(そして日本へ製鉄を伝えたで
あろう)人々のことではないかと書かれていた。
そして、出雲のある場所で見つけた洞窟の奥にあったものが、

「リョウメンスクナ」(両面宿儺)

の像だった、とあった。

477 476 sage 2005/09/21(水) 18:40:24 ID:K2+tPFpq0
スクナ族は、日本へ羅魔船(カガミノフネ)で来た、と書かれ、鏡のように
黒光する船であったとのこと。羅魔は「ラマ」で、黒檀系の木の名である、
と書かれていたけど、黒ずんだ長い木箱とあったので、これももしかすると
ラマなのかも・・・?
とすると、リョウメンスクナ様も、逃げ延びて岩手地方に来たスクナ族の
末裔なのかもしれないな。

・・・と、オカ板的にはあわない内容かも、と思いつつ書いてみたが。

491 452 sage 2005/09/21(水) 22:27:34 ID:ERc7KoX60
すんません。直前になって何か「やはり直接会って話すのは・・・」とか言われたんで、
元住職の息子さんに「じゃあ電話でなら・・・」「話せるとこまでですけど」と言う
条件の元、話が聞けました。時間にして30分くらい結構話してもらったんですけどね。
なかなか話し好きなオジサンでした。要点を主にかいつまんで書きます。

息子「ごめんねぇ。オヤジに念押されちゃって。本当は電話もヤバイんだけど」
俺「いえ、こっちこそ無理言いまして。アレって結局何なんですか??」
息子「アレは大正時代に、見世物小屋に出されてた奇形の人間です」
俺「じゃあ、当時あの結合した状態で生きていたんですか?シャム双生児みたいな?」
息子「そうです。生まれて数年は、岩手のとある部落で暮らしてたみたいだけど、生活に窮した
親が人買いに売っちゃったらしくて。それで見世物小屋に流れたみたいですね」
俺「そうですか・・・でもなぜあんなミイラの様な状態に??」
息子「正確に言えば、即身仏ですけどね」
俺「即身仏って事は、自ら進んでああなったんですか!?」
息子「・・・君、この事誰かに話すでしょ?」
俺「正直に言えば・・・話したいです」
息子「良いよ君。正直で(笑) まぁ私も全て話すつもりはないけどね・・・
アレはね、無理やりああされたんだよ。当時、今で言うとんでもないカルト教団が
いてね。教団の名前は勘弁してよ。今もひっそり活動してると思うんで・・・」
俺「聞けば、誰でもああ、あの教団って分りますか?」
息子「知らない知らない(笑)極秘中の極秘、本当の邪教だからね」
俺「そうですか・・・」

499 その2 sage 2005/09/21(水) 23:25:00 ID:ERc7KoX60
スマソ。またいきなりPCの電源切れて遅くなりました・・・

息子「この教祖がとんでもない野郎でね。外法(げほう)しか使わないんだよ」
俺「外法ですか?」
息子「そう、分りやすく言えば(やってはいけない事)だよね。ちょっと前に真言立川流が、
邪教だ、外法だ、って叩かれたけど、あんな生易しいもんじゃない」
俺「・・・具体的にどんな?」
息子「で、当時の資料も何も残ってないし偽名だし、元々表舞台に出てきたヤツでもないし、
今教団が存続してるとしても、今現在の教祖とはまったく繋がりないだろうし、
名前言うけどさ・・・物部天獄(もののべてんごく)。これが教祖の名前ね」
俺「物部天獄。偽名ですよね?」
息子「そうそう、偽名。んで、この天獄が例の見世物小屋に行った時、奇形数名を
大枚はたいて買ったわけよ。例のシャム双生児?って言うの?それも含めて」
俺「・・・それで?」
息子「君、コドクって知ってる?虫に毒って書いて、虫は虫3つ合わせた特殊な漢字だけど」
俺「壺に毒虫何匹か入れて、最後に生き残った虫を使う呪法のアレですか?(昔マンガに載ってたw)」
息子「そうそう!何で知ってるの君??凄いね」
俺「ええ、まぁちょっと・・・それで?」
息子「あぁ、それでね。天獄はそのコドクを人間でやったんだよ」
俺「人間を密室に入れて??ウソでしょう」
息子「(少し機嫌が悪くなる)私もオヤジから聞いた話で、100%全部信じてるわけじゃ
ないから・・・もう止める?」
俺「すみません!・・・続けてください」
息子「分った。んで、それを例の奇形たち数人でやったわけさ。教団本部か何処か
知らないけど、地下の密室に押し込んで。それで例のシャム双生児が生き残ったわけ」
俺「閉じ込めた期間はどのくらいですか?」
息子「詳しい事は分らないけど、仲間の肉を食べ、自分の糞尿を食べてさえ生き延びねば
ならない期間、と言ったら大体想像つくよね」
俺「あんまり想像したくないですけどね・・・」

503 その3 sage 2005/09/21(水) 23:47:39 ID:ERc7KoX60
息子「んで、どうも最初からそのシャム双生児が生き残る様に、天獄は細工したらしい
んだ。他の奇形に刃物か何かで致命傷を負わせ、行き絶え絶えの状態で放り込んだ
わけ。奇形と言ってもアシュラ像みたいな外見だからね。その神々しさ(禍々しさ?)に
天獄は惹かれたんじゃないかな」
俺「なるほど・・・」
息子「で、生き残ったのは良いけど、天獄にとっちゃ道具に過ぎないわけだから、
すぐさま別の部屋に1人で閉じ込められて、餓死だよね。そして防腐処理を
施され、即身仏に。この前オヤジの言ってたリョウメンスクナの完成、ってわけ」
俺「リョウメンスクナって何ですか?」

※>>476氏ほど詳しい説明は無かったが、神話の時代に近いほどの大昔に、
リョウメンスクナと言う、2つの顔、4本の手をもつ怪物がいた、と言う
伝説にちなんで、例のシャム双生児をそう呼ぶ事にしたと、言っていた。

俺「そうですか・・・」
息子「そのリョウメンスクナをね、天獄は教団の本尊にしたわけよ。呪仏(じゅぶつ)
としてね。他人を呪い殺せる、下手したらもっと大勢の人を呪い殺せるかも
知れない、とんでもない呪仏を作った、と少なくとも天獄は信じてたわけ」
俺「その呪いの対象は?」
息子「・・・国家だとオヤジは言ってた」
俺「日本そのものですか?頭イカレてるじゃないですか、その天獄って」
息子「イカレたんだろうねぇ。でもね、呪いの効力はそれだけじゃないんだ。
リョウメンスクナの腹の中に、ある物を入れてね・・・」
俺「何です?」
息子「古代人の骨だよ。大和朝廷とかに滅ぼされた(まつろわぬ民)、いわゆる
朝廷からみた反逆者だね。逆賊。その古代人の骨の粉末を腹に入れて・・・」
俺「そんなものどこで手に入れて・・・!?」
息子「君もTVや新聞とかで見たことあるだろう?古代の遺跡や墓が発掘された時、
発掘作業する人たちがいるじゃない。当時はその辺の警備とか甘かったらしい
からね・・・そういう所から主に盗ってきたらしいよ」

511 その4 sage 2005/09/22(木) 00:13:22 ID:mdYgh3LB0
俺「にわかには信じがたい話ですよね・・・」
息子「だろう?私もそう思ったよ。でもね、大正時代に主に起こった災害ね、
これだけあるんだよ」

1914(大正3)年:桜島の大噴火(負傷者 9600人)
1914(大正3)年:秋田の大地震(死者 94人)
1914(大正3)年:方城炭鉱の爆発(死者 687人)
1916(大正5)年:函館の大火事
1917(大正6)年:東日本の大水害(死者 1300人)
1917(大正6)年:桐野炭鉱の爆発(死者 361人)
1922(大正11)年:親不知のナダレで列車事故(死者 130人)

そして、1923年(大正12年)9月1日、関東大震災、死者・行方不明14万2千8百名

俺「それが何か?」
息子「全てリョウメンスクナが移動した地域だそうだ」
俺「そんな!教団支部ってそんな各地にあったんですか?と言うか、偶然でしょう(流石に笑った)」
息子「俺も馬鹿な話だと思うよ。で、大正時代の最悪最大の災害、関東大震災の日ね。
この日、地震が起こる直前に天獄が死んでる」
俺「死んだ?」
息子「自殺、と聞いたけどね。純粋な日本人ではなかった、と言う噂もあるらしいが・・・」
俺「どうやって死んだんですか?」
息子「日本刀で喉かっ斬ってね。リョウメンスクナの前で。それで血文字で遺書があって・・・」
俺「なんて書いてあったんですか??」

日      本      滅      ブ    ベ    シ

515 その5 sage 2005/09/22(木) 00:27:58 ID:mdYgh3LB0
俺「・・・それが、関東大震災が起こる直前なんですよね?」
息子「そうだね」
俺「・・・偶然ですよね?」
息子「・・・偶然だろうね」
俺「その時、リョウメンスクナと天獄はどこに・・・??」
息子「震源に近い相模湾沿岸の近辺だったそうだ」
俺「・・・その後、どういう経由でリョウメンスクナは岩手のあのお寺に?」
息子「そればっかりはオヤジは話してくれなかった」
俺「あの時、住職さんに(なぜ京都のお寺に輸送しなかったんだ!)みたいな事を
言われてましたが、あれは??」
息子「あっ、聞いてたの・・・もう30年前くらいだけどね、私もオヤジの後継いで坊主に
なる予定だったんだよ。その時に俺の怠慢というか手違いでね・・・その後、
あの寺もずっと放置されてたし・・・話せることはこれくらいだね」
俺「そうですか・・・今リョウメンスクナはどこに??」
息子「それは知らない。と言うか、ここ数日オヤジと連絡がつかないんだ・・・
アレを持って帰って以来、妙な車に後つけられたりしたらしくてね」
俺「そうですか・・・でも全部は話さないと言われたんですけど、なぜここまで
詳しく教えてくれたんですか?」
息子「オヤジがあの時言ったろう?可哀想だけど君たち長生きできないよ、ってね」
俺「・・・」
息子「じゃあこの辺で。もう電話しないでね」
俺「・・・ありがとうございました」

以上が電話で話した、かいつまんだ内容です・・・はっきり言って全ては信じてません。
何か気分悪くなったので今日は落ちますね。連投・長文スマソ。


女子高生監禁リンチ殺人事件

5 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:12
こいつらの犯した残虐な犯行はもはや人間の仕業ではありません。

犯人の氏名
●宮野 裕史(A)
主犯格。懲役20年の刑で服役中。
●小倉 譲(B)
サブリーダー。すでに刑務所から出所。
●湊 伸治(C)
犯行現場の部屋の提供者。すでに刑務所から出所。
●渡邊 泰史(D)
少年院でいじめに合い、現在引きこもり症候群。
●中村 高次(E)
宮野、小倉、湊からささいなことでリンチにあう。現在は地元スナックでこの事件のことを面白おかしく語る無反省人間。
●伊原   (F)
結婚し娘をもうけ、新聞配達員をやっている(最近どこかの地方紙にこいつの記事が載ったらしい)。

6 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:13
「家に「面白いのがいる」と知人に公言し、100人程度は監禁について知っていたと見られ、
裁判記録に出ているだけで10人が強姦等に参加している。」
「度重なる暴行により、頬が鼻の高さを超えるまで腫れ上がり、目の位置が分からないほどになっていた。」
「1日に牛乳をコップ1杯飲ませるだけだった。」
「裸で踊れ」「気違いの真似をしろ」などと指示。さらに自慰を強要」
「パックの容器にさせた尿を飲ませた。」
「被害者がステレオにぶつかり、全身を痙攣させ倒れたのを見て「仮病だ」とCが激怒。
Aは6kgの鉄アレイを被害者の腹に落とし、大腿部、顔面をさらに殴る。
殴り終わった後、反応しなくなったためライターオイルをかけ火をつけた。
最初は動いたが最後には動かなくなった。暴行は2時間近くに及んだ 」

くそっ、正直書きたく無かったよ。こんな事件

7 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:13
結局監禁は一ヶ月位続いたんだったか。

この現場になった家の両親は
被害者の少女の家を調べて本人の特徴を被害者の親に
たずねて確認している。

また少女本人にも「早く家に帰った方が・・・」と話しかけている。
いつものようにやってくる息子の遊び仲間の一人だと思っていた節もあるが。
子供へのかかわりを諦めてしまっていたというのが実情か。

少女はマトモに立って歩けない状態になっており
二階から一階のトイレへ行くのも、はうようにして
一時間ぐらいかかっていた様子。

8 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:14
監禁は41日ほど。
そのうちトイレにもいかせてもらえなくなり(監禁が家族にばれるのを防ぐため)
排泄は紙パックにさせられるようになった。しかも、それを飲まされた
性器にジュースの瓶を強引に入れさせられてるし。

死亡したときは、被害者は妊娠していたもよう。陵辱のかぎりをさせられたんだろうな…
許せねぇ…

9 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:15
足立区のHPに書きました。

http://www.city.adachi.tokyo.jp/keijiban/bbs/wforum.cgi

削除されるかもしれませんが、また立てて下さい。 こんな文面です。

投稿者名:小倉譲、湊伸治、渡邊泰史、中村高次、伊原
URL :http://web1.archive.org/web/20011005070105/
cgi.educities.edu.tw/aoiryuyu/josikouseikankin.htm
タイトル:女子高生監禁リンチ殺人事件

小倉が湊に、 「おい、あれやれよ」と言って小泉今日子の「なんてっ
たってアイドル」のテープをかけた。歌詞の中の「イエーイ」に合わせ
て脇腹に思いっきりパンチをいれる。

「痛い」と声を出すとまた殴られるため、こらえるので口が変なふう
に歪む。「先輩、この顔が面白いんですね」と小倉。

曲が終わってからも全員で殴る。

**さんの顔にロウソクをたらしたり小便を飲ましたりした。

10 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:16
渡辺はいつもは無関心でいるが、宮野や小倉に、なぜお前殴らないん
だと言われるのが怖くなりリンチに加わった。すでに、**さんは鼻や
口から血を流しており、 自分の手に血が付くことをいやがった渡辺は
、宮野が吸っていたシンナーのビニール袋を手にはめ殴る。

その後、宮野は疲れたのでタバコを吸う。小倉と湊は、**さんを真
ん中に立たせ、小倉が右から湊が左から、肩や顔に回し蹴りを数発いれ
ていた。

そのうち、**さんにパンチがもろに入りステレオにぶつかり倒れる
。全身を硬直させブルブルと痙攣して前のめりに手をつきながら倒れて
きたのを見て、 「仮病だ、このやろう」と湊がすごい勢いで怒る。

宮野も、蹴るとかでは甘いんで、もっとひどいことをやってやろうと
思い、鉄球の着いた鉄棒を持ち出し**さんの腹の上に落とし顔面など
を殴った。
-------------------------------
--
伊原です。 今は結婚して幸せに暮らしてます。 殺したことを誇り
に思ってます。 主犯格の宮野裕史さんは服役中。 宮野さんの出所を
待ってます。

11 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:17
こいつらは拉致監禁しただけではなく

「家に「面白いのがいる」と知人に公言し、100人程度は監禁について知っていたと見られ、
裁判記録に出ているだけで10人が強姦等に参加している。」
「度重なる暴行により、頬が鼻の高さを超えるまで腫れ上がり、目の位置が分からないほどになっていた。」
「1日に牛乳をコップ1杯飲ませるだけだった。」
「裸で踊れ」「気違いの真似をしろ」などと指示。さらに自慰を強要」
「パックの容器にさせた尿を飲ませた。」
「強引にシンナーを吸わせた」
「被害者がステレオにぶつかり、全身を痙攣させ倒れたのを見て「仮病だ」とCが激怒。
Aは6kgの鉄アレイを被害者の腹に落とし、大腿部、顔面をさらに殴る。
殴り終わった後、反応しなくなったためライターオイルをかけ火をつけた。
最初は動いたが最後には動かなくなった。暴行は2時間近くに及んだ 」

こんなことを平気でするとは…人間とは思えない。

http://abon.20m.com/accusation/concre/jko.html

http://profiler.hoops.ne.jp/concrete.htm

ここを読むといいでしょう。

12 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:19
陰部にライターを入れ着火するなどの凌辱行為と輪姦。

純子さんを全員でリンチしライターのオイルを足首にかけ火をつける。

純子さんにまたジッポオイルをかけ火をつける

Cも、「オレの家に、面白いのがいるんだよ。明日、家に来たらやらしてあげる。」
と、あちこちで言っていた。

そして、最終的には100人近くがこのことを知っていたことになる。

13 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:19
上半身を裸にして12月の寒空のベランダに立たせる。
たばこを2本同時に吸わせ、苦しさの余りこれらを吐いたところで、
両大腿部、膝、すね等にジッポオイルをかけて点火。

純子さんが熱がってその火を消そうとするや、
手にもオイルをかけて点火し、
火が消えると、またオイルをかけて点火するなどの繰り返し。

14 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:20
純子さんの顔にロウソクをたらしたり小便を飲ましたりした。
Dはいつもは無関心でいるが、
AやBに、なぜお前殴らないんだと言われるのが怖くなりリンチに加わった。
すでに、純子さんは鼻や口から血を流しており、
自分の手に血が付くことをいやがったDは、
Aが吸っていたシンナーのビニール袋を手にはめ殴る。

その後、Aは疲れたのでタバコを吸う。

BとCは、純子さんを真ん中に立たせ
Bが右からCが左から、肩や顔に回し蹴りを数発いれていた

15 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:20
純子さんにパンチがもろに入りステレオにぶつかり倒れる。
全身を硬直させブルブルと痙攣して
前のめりに手をつきながら倒れてきたのを見て、
「仮病だ、このやろう」
とCがすごい勢いで怒る。
Aも、蹴るとかでは甘いんで、もっとひどいことをやってやろうと思い、
鉄球の着いた鉄棒を持ち出し純子さんの腹の上に落とし顔面などを殴った。

殴り終わった後、
反応しなくなったので怖くなりいつものようにライターのオイルをかけ火をつけた。
最初は動いたが最後になったら動かなくなった

16 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:21
A少年ら3人の他に女が1人やってきて、「化粧」と称し被害者の頬にマジックで髭を書く。

この頃少年Cは、家に「面白いのがいる」と知人に公言し、100人程度は監禁について知っていたと見られ、裁判記録に出ているだけで10人が強姦等に参加している。

度重なる暴行により、頬が鼻の高さを超えるまで腫れ上がり、目の位置が分からないほどになっていた。

17 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:22
あれが軽いわけがないだろ。
一日に牛乳コップ1杯しか与えず、オイルを両大腿、膝、すねにたらして着火、
熱がって火を消そうとすると手にもオイルをかけて着火、火が消えるとまた点火
トイレにも行かせてもらえず尿を飲まされる、
無理矢理シンナーを吸わされる、性器に強引にオロナミンCの瓶を入れさせられる
自慰を強要、少なくとも100人が監禁について認知、少なくとも10人が強姦に参加
頬が鼻の高さを超えるまで腫れ上がり、目の位置が分からないほどになるほどの暴行
顔にろうそくをたらし、上半身を裸にして12月の寒空のベランダに立たせる、
死の間際には6kgの鉄アレイを腹に落とし、大腿や顔面を殴る
ガムテープで全身をぐるぐるまきにされて死んだそうだ。
そして妊娠させられていた。
もっとあるだろうな。

これが軽いとでも思ってるのか?

18 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:22
・がなぜこのような事件を起こしたかについては、少なくとも、
世間が納得するような理由はない、と思います。そして、・
のやり口は本当にひどい。私が特に許せないな、と思ったのは、
・は人間の体の一番弱いところをわざわざ選んで攻撃している点です。
たとえば、被害者の陰部にマッ・棒を差し込んで火をつけたとか、
まぶたにろうそくをおいて火をつけたとか…。人間の体のうち、
皮と骨に守られた部分に対する攻撃であれば、まだ、堪えられる。
たとえば、顔を殴られる、というのであれば、
げんこつがおそってくるのを黙って待っていられるかもしれない。
しかし、眼や陰部に対する攻撃を黙って待ってられる人間はいない。
いやだ、やめてくれ、と泣き叫ぶでしょう。・のやり方は卑劣です。

レイプが、命に別状がない割に被害者に与えるダメージが大きいのも、結局、
それが人間の体の一番弱い部分に対する攻撃だからじゃないですか?被害者は、
最初にレイプされたとき、「殺して、殺して」といったそうです。

19 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:23
さらに、
ニュースで鉄道事故があると
「お前の父親が死んだってよ」といい
被害者が呆然としていると
「ウソだよ!ははははっ」
という行為を繰り返して
精神的に追い詰めた。
被害者はストレスで髪の毛が全て抜け落ちていた。

20 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:24
別の板にありました。
「噂の真相」89年7月号に掲載された、この事件の取材記者たちの覆面座談会のようです。 (一部抜粋)
被害者は、警察発表、裁判での起訴状の内容以外にも陵辱されていたことがあるようです。
もしこれも事実なら、事実解明できなかったから、公式には「表」にでてこなかったのではないでしょうか。

Y それにしてもJさんが、殺されるまでの四十日間は、新聞・雑誌で報道されている以上に
ひどいものだ。新聞等は、サンドバッグがわりに殴られたとか、顔が殴られ過ぎて、黒ずんでいたとか、
顔の原形が、解らなかったとか、もっぱら、顔ばかりが強調されていたけど、
本当は、そんななまやさしいものではなかった。
Z それは、僕も聞いています。顔の事はもちろんだけど、下半身、つまり性器だけど、
こっちの方も顔以上にひどいものだったと警察の刑事が漏らしていましたね。
なんでも性器に部屋にあった鉄の棒を突っ込んだり出したりして弄んだりしていたらしいですよ。
もちろん、被害者は、大声を上げたり、うなり声を上げたらしいけど、四人の少年等は、
せせら笑っていた事だしね。こんな話は、聞かされるとこれが十六、七歳の少年のする事とは、
とても思えないことですよね。
Y その話は、聞いているけど、もっとひどい事をしたという話もありますよ。
X へえ、そんな話は、聞いた事はないね。もっとひどい話って、どんな事なの。
公式の警察発表では、そんな話は何も出ないしね。
Y そうですか。警察発表って、そんなにいいかげんなものなんですか。
僕は、新聞発表が、一番詳しいと思っていましたがね。
X いや、いや、発表モノは、そんな詳しくはないよ。ところで、その話を聞かせてくれない。
僕自身も知らないし少年法改正もいわれていることだし、参考になると思う。
Y 一言で言えば、被害者の性器を灰皿がわりにしたという事なんですよ。
これなど、話してしまえば、簡単なんですけど、実際は、ひどい話ですよ。常識をもつ普通の人なら、
ちょっとそんな発想は、できませんからね。想像しても誰もが、ひどいと思いますよ。そう思いませんか。
X そんな事、四十日間のいつごろの時期にしたんだろうね。そっちの方が、僕には興味があるね。
逃げだせなかったかどうかで。

21 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 22:24
41日に渡って不法に監禁し、その間、同女に対し、ほとんど連日、
筆舌に尽くしがたい殴る蹴るなどの暴行を加えた他、
身体に火をつけて皮膚を焼くなどの、凌辱の限りを尽くし、
精神的にも、肉体的にも衰弱の度合いを深め、
最後には常識では考えられないような仕打ちまで受け入れざるをえず、
助けを求めるすべもないまま、
あえなく絶命し、揚げ句はコンクリート詰めにされて捨てられるなど、
被害者の身体的および精神的苦痛苦悶
ならびに被告者らへの恨みの深さはいかばかりのものであったか
まことにこれを表現する言葉さえないくらいである。


宮崎勤【犯行告白文全文】

御葬式をあげて下さるとのことで、本当に有難うございました。
御陰様で、私の子、共々、やっと「お墓」に葬ってやれることができました。
子宮等の事情で、子宝に恵まれない方々に対して偏見をもたらせてしまいまし
たことを深くお詫び致します。
私も、あなた方と同じですが、今、言ったように、子供が産めない理由で、子
供を殺すようなことをする筈がありません。

では、どうして真理ちゃんをあやめたかについて告白いたします。
私は、私の不注意からなる不慮の事故で、5才になる、たった一人の子供を亡
くしてしまいました。高齢と切開の事情で、今までの目の前にいたその子供を
みると、むしょうに、手が届かなくなる圧迫感にかられました。無念の一語で、
子供をふとんに寝かせたままその日が過ぎ、頭の中もぼやけてきました。
何を思ってか、砂糖湯だとか、湯たんぽを買いに行くのは、なぜか、看病のこ
としか頭になく。それでも、いつの間にか、防腐剤まで買ってきていました。

子供を、いつも寝ているようにして寝かしたので、いつのまにか硬くなった子
供の両手を合わせてやることさえ出来なくなっていました。この時程いけない
と思ったことはありませんでした。せめて着がえだけでもしてやろうと、大き
めのパジャマを用意し、上着をハサミで切って、とりのぞき・・・すると、体
に赤い斑点ができていました。虫が喰って入いった形跡などないのに、まるで
日の丸のように、判子でも押したかのように、赤い斑点が出来ていました。
「変わってしまうんだなあ。」と思いました。

やがて子供の顔が、老人のようになってゆきました。このことは、私と境遇が
同じ、あの難波伸一様なら御存知と思います。
ひきつったしわが体全体にでき、あのこちこちに硬かった体が、今度は水のよ
うに、ぶよぶよに柔らかくなってゆきました。とても、この世の臭いとは思え
ない程の強臭。
口もきけなくなった子が、始めて私に訴えたのです。「どうして。」と。
「ごめんなさい。お母さん、お前がずっと寝ていると思ったの。」

自分の子が死んだのに、どうして私は、自分の子を埋めてあげなかったのでし
ょう。いつまでもひとの姿でいないことは知っていたのに、いったい何をして
いたのでしょう。私は、床下に穴を掘って子供を埋めました。でも、周囲の人
が、その不審に思ってくれるでしょう。「あずけている」等と、いつまでも通
じるわけがありません。数か月後に、二人で住んでいた所をそっと出てここま
で移って来ました【子供を一緒にです。】

やはり、あの団地で事を起こすには、団地に顔を出していなければなりません。
自分に、よそ者の雰囲気があっては、まず、真っ先に怪しまれます。団地で、
「ひとがさらわれていったぞ。」と思わせるには、私が最初から安全圏に居る
ようにしなくてはならなかったので、私は既に、この団地に顔身知りなのです。
もし私が捕まった時、皆さんは、私を見て驚かれるでしょう。

今野さん、残念ながら私は、あなた方の身近に居ます。近くが遠いのです。
私は、引っ越して来た家の床下に埋めた子供の隣りに、真理ちゃんの骨を埋め、
これで、やっと、ほっとしました。これで全てが終ったのです。
それが、しかしです。
やがて、群馬の方で、不明だった子の家のそばで、子供の骨が発見されました。
やはり骨だけだったので、鑑定をしても、それが誰のものなのかはわからなか
った。

しかし、「県内で、他に不明の子がいない」という理由で、「その骨を明子ち
ゃんのものとしてもよい。」という発表があった。
私のように、後のなって骨を運んで行った人が居たのかもしれない。去年、捜
索しても何も無かった河川敷に明子ちゃんの骨があった。

そして、発表の後、明子ちゃんの両親は、御葬式をだした。やはり、明子ちゃ
んだと限らなくても両親というものは、そういうものなのです。私は、この事
で、ある決心をし、計画をたてたのです。我が子の骨を、今野宅の葬式として、
正式に「お墓」に入れてもらおうと思ったのです。

この埼玉で、不明が初めて起こったのは、真理ちゃんだ。もし、真理ちゃん宅
のそばで、骨が見つかれば、群馬同様、「県内で、他に不明者がいないこと」
から、「この骨が真理ちゃんのものである。」と発表すると確信した。
当然、全く関係ない正美ちゃんのことが関与してこられても困るので、私は持
てる限りの物証を添えて骨を送った。

私は送る前に骨を焼きました。私にとって「真理ちゃんの骨ではない。」とい
う発表は絶対に困るからです。段ボール箱に私の子の骨を入れ、真理ちゃんの
歯数本と、体の骨を少し入れて混ぜました。もしも届いた後、「真理ちゃんの
ものではない。」と発表されてしまうと、この私の子供の骨が、決して「墓」
に入ることなく、また、永久に、私の手にも帰って来なくなる。私にとって全
てが賭けだったのです。

私はできることなら、神にさからってでも、あと15年は捕まりたくないと思っ
ています。これは私の願いごとなのです。
私は、神に斗いを挑まなくてはなりません。

(1989年3月11日)


連続幼女誘拐殺人事件 宮崎勤が新聞社に送った犯行声明全文

連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤が今田勇子と名乗ってで新聞社に送った
犯行声明文と犯行告白文の内容です。

【犯行声明文全文】

今野まりちゃん宅へ、遺骨入り段ボールを置いたのは、この私です。
この、真理ちゃん一件に関しては、最初から最後まで私一人でしたことです。
私がこうして真実を述べるのには、理由があるからです。
まず、あの段ボールに入った骨は、明らかに真理ちゃんの骨です。
その証かしを立てます。

まず、どうやって連れ去ったかを述べましょう。
去る8月22日、私は、私には、どうしても手をのばしても届くことのない子供
を、今日一日は自分のものにしたい思いにかられ、入間ビレッジの8号棟裏に
車を止め、あのプールでは、親に送り向かえをされない、一人で行き帰りをす
る子供達の方が多いことを、日頃から知っている私は、そのプールの出口付近
に一人で立っていました。

すると、真理ちゃんと、兄弟の男の子と二人が出て来て、ポストの所で別々に
なり、真理ちゃんは、一人で家に帰る様子でした。水着で歩いて行くので、家
が近い筈だとにらみ、つけ回す距離も短くてすむと思ったのです。
・・・思った通り、真理ちゃんは家へ入りました。母親も中に居たようです。
さて、私は、母親の顔を見てから立ち去ろうと思い、7号棟入口付近に立って
いましたが何と真理ちゃんが、すぐに出て来たのです。

・・・そして、真理ちゃんが歩道を渡ると私は確信したので、私は、通りを走
って、歩道橋の向こう側から走ってのぼり、上で真理ちゃんを待ち伏せ、言葉
をかけて、真理ちゃんをつかまえます。うまくいったというより、女同志でし
たので、真理ちゃんは怪しまなかったと説明した方が適切でしょう。
話しが、思ったより、思い通りにまとまり、「私が、車のクーラーを先に行っ
て、かけているから、少したったら来てね。」と言って、先に車へ行き、乗っ
て待った所、すぐに真理ちゃんは一人で来ました。

そして、車を出しました。さすがに、「私をどこに連れてくの。」と、いつ聞
かれるかひやひやしていましたが、急に、「私、泳ぎたいの。」と、真理ちゃ
んが言い出したのです。願ってもない展開でした。即座に、「おばさんもちょ
うど、川へ行きたかったところなの。」と、口を合わせました。

・・・とある川に着き、車を降り、二人で歩いて川まで行きます。やはり数人
の人とすれちがいました。が、私達が、親子に見えたのでしょう。一人も怪し
む人は居ませんでした。

ここに証しの一つを立てましょう。新聞やテレビで、よく真理ちゃんの写真が
掲示されましたが、プールからあがった真理ちゃんのぬれた髪は、その、どの
写真の髪型のものでもありません。これは私しか知らない事実であります。
つまり、たとえ私達を目撃した人が、真理ちゃんを見たにしても、“テレビで
お捜しの真理ちゃん”を見ていないのです。

そこで、真理ちゃんを泳かせ、真理ちゃんを見守るのではなく、私達二人を誰
かが見ていないかどうかを見守ります。居る様子はなく、来る様子さえありま
せんでした。すると、誰も来そうにないという気が集中して、異様な程に、胸
が高まってくると、なぜかモヤモヤしてきました。
そして、子供を産むことが出来ないくせに、こうして目の前に自由な子がいる
という、自分にとっての不自然さが突如としてぶり返し、「このまま真理ちゃ
んを家に帰しては・・・」という思いのよぎりと、「今なら誰も見ていない」
という思いのよぎりが交差し合い、モヤモヤした、とめどもない高なりが一気
に爆発し、目の前の水を武器に、私は、真理ちゃんの髪の毛をつかみ、顔を川
へ沈め、決して自分が、いいというまで、頭を水面から上げさせませんでした。

・・・さあ、今度は隠さなくてはなりません。私は、近くの、背たけ以上もあ
る夏草の茂みの中へ、だっこをして持って行き、そこへ置いて逃げました。
走りながら、おしゃべりをしていると、雨が急に降ってきました。その時、私
に、口実が一つ増えました。「雨が降ってきたから、入間川じゃない川へ行こ
うね。」と言い、さらに、理由良くして、団地から遠ざかります。

とある川に着き、車を降り、二人で歩いて川まで行きます。やはり数人とすれ
ちがいました。が、私たちが、親子に見えたのでしょう。一人も怪しむ人は居
ませんでした。

そこで、真理ちゃんを泳がせ、真理ちゃんを見守るのではなく、私たち二人を
誰かが見ていないかどうカを見守ります。居る様子はなく、来る様子さえあり
ませんでした。すると、誰も来そうもないという気が集中して、異様な程に、
胸が高まってくると、なぜかモヤモヤしてきました。そして、子供を産むこと
ができないくせに、こうして目の前に自由な子がいるという、自分にとっての
不自然さが突如としてぶり返し、「このまま真理ちゃんを家に帰しては・・・」
という思いのよぎりと、「今なら誰も見ていない」という思いのよぎりが交差
し合い、モヤモヤした、とめどもない高なりが一気に爆発。

さあ、今度は隠さなくてはなりません。私は、近くの、背たけのある夏草の茂
みの中へ、だっこをして持って行き、そこへ置いて逃げました。

真理ちゃん宅に段ボールを置いた後の報道以来、犯人は今まで遺体を隠し持っ
ていたと思われていますが、とんでもありません。いちいち持ち運ぶ余裕など、
犯人にあるわけがありません。私は、つい最近まで、私しカ知らない場所で、
真理ちゃんを持ち続け(置き続け)ていたのです。

では、どうして真理ちゃんの遺骨を運ぶようなことをしたのかを説明します。
真理ちゃんを手にかけた翌日、ニュースで「真理ちゃんが不明となり、まだ見
つかっていません。」と聞きました。「ああ、まだ、あのままなのか」と思う
と同時に、「行ってみようかよそうか」の迷いが消えたので助かりました。
ところが別の番組で「真理ちゃんの母親が寝込む寸前」だと聞かされた時は、
今まで「真理ちゃんに悪いことをした。」とだけ思っていたのが、初めて「真
理ちゃんを可哀そうに」と思いました。
私は、今の今まで、一人で苦しんできました。正美ちゃん、絵梨香ちゃんの事
件が起こりました。おそらく、私の事件に、触発された誰かが、面白半分に起
こしたのでしょう。テレビで父親が、「(死んでいても)早く見つかって良か
った。」と、話しているのを見て、初めて私にも何か決心じみたものが芽ばえ
ました。「夜ならば、真理ちゃんの遺体を、そのうちにみつかりそうな場所ま
で運べるかもしれない。」と思いました。

そして、やはり、また、やろうかよそうかと迷い続けてきましたが、先日、や
っと決心が着き、実行することにし、現場へ行きました。
ところが、どうでしょう。てっきり、冷たくかたくなった人間がそこに居ると
思っていたのに、何とそこには、真理ちゃんの骨だけになっているではありま
せんか。私は、思わず「ギャーッ」と悲鳴をあげそうになる程、近づくのもい
やになり、もう私は何があってもたずさわるものかと一目散さんに逃げました。

ところが逃げながらも、故か一つ何かが頭に浮かんだのです。「骨なら箱に入
る。骨だから箱に入れて、人に見られても運んで行ける。」と、急に、利点が
頭に浮かんだのです。そして、逃げるための走りが、実行に移す(箱をとりに
ゆく)急ぎ足へと変わったのです。今の今まで、どうにかして、両親に知らせ
たくてしかたがなかったのですが、今回こうして、真理ちゃんが骨になってい
さえしなければ、家まで帰そうなんて気にはならなかったです。

これは明らかに、真理ちゃんの骨です。遺骨を焼いていたら自然に骨は崩れて
ゆき――人間は骨になると、まず、その骨は、予想以上に小さくて、少なくな
るんですね。箱には、拾った骨を全て入れたつもりです。
今、この一件が、「恨み」だとか、「いたずら」「いやがらせ」「挑戦」だと
か言われていますが、全く違います。私は、あくまでも、真理ちゃんを「帰し」
に来たのです。

私はただただ真理ちゃんを帰しに行ったのです。ですから早く、真理ちゃんの
御葬式をあげてやって下さい。あれが真理ちゃんなのです。本当なのです。
誠に身勝手ながら、私は、やはり捕まりたくはございませんが、このようなこ
とは、もう決していたしません。
先日、テレビを見て、母親が警察から誤報を聞き「これでまた待つ希望が持て
ました。」と話しているのを見た時に、これは、きちんとすませてあげなけれ
ばいけない。このままでは、本当に永久に真理ちゃんに気付かずに、家族は一
生を終わってしまうと思い、これだけはと、急いで声明文を送った次第です。

あの骨は、本当に真理ちゃんなのですよ。

(1989年2月10日、11日)


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